私が中国政府の人間だったら

毒餃子問題についての中国国内の不満や諸外国のチャイナフリー防止対策として、まずは日本のニュース番組のプロデューサーを買収し、日本の中でも特に劣悪な労働環境の工場を取材させる。死亡例や重症の事例があればなお良い。最低でも3件は欲しい。
次に、例の毒餃子に毒を混入した犯人をでっちあげ死刑にする。同時に日本のマスメディアに天洋食品の従業員を「わざと」取材させ、以下のようにコメントをさせる。
「私達は、日本の工場で不当に安い賃金で長時間働かされた。毒を入れた彼もそうだった。彼は中国人というだけでひどい人種差別を受けていました。もちろん私もです。私達はそれに耐えられず、この国に帰ってきました。この工場も条件は決して良くはないけれど、あの地獄のような日々に比べれば天国のようなものです。きっと彼は、日本で受けたあの屈辱を思い出して、つい毒を入れてしまったのではないでしょうか・・・」
そして、「日本における外国人労働者の劣悪な労働環境の実体」と「そこで働いていた中国人労働者が日本への恨みから毒を入れた」という事実を組み合わせ、いかにも日本が悪い、今回の騒動は日本人が引き起こしたことだと思わせるようなドキュメンタリーを作り上げ、放送する。
終わった後、ニュースキャスターは苦悶の表情を浮かべながら日本における外国人の労働環境のひどさを批判する。そして今回の毒餃子事件は起きるべくした起きたと結論付けて終了。その後、残しておいた日本の工場における死亡例を毎日小出しにし、なぜ日本政府はこれを放置しているのかと非難を続ける・・・
これで日本の世論は一気に中国擁護に変わる。いくらネットがわめこうが世論を形成するのは大半の一般人だ。日本人はそこまでバカじゃないと思うかもしれないが、現実はそんなに甘くはない。
当然ながら、このシナリオ通りの番組を制作して放送するのは特定アジアのスポークスマンである報○ステーション。
「加○さん・・・これじゃあ、日本国内でも外国人が働いている工場はいっっぱいあるし、日本で作られた冷凍食品にも毒が混入される可能性は高いってことですよね。」
「そうですね」
「いったい我々は何を信用すればいいんでしょうか・・・では次のニュースです」