ビジネスアイデアを形にする速度

 最近は無料ホームページスペースの容量が1GBとか昔に比べたら信じられないくらいに大きくなったので、アイデアベースのサイトを量産するようにしている。当たりのサイトをオリジナルドメインを取って“昇格”させていくのが狙いだ。

 ウェブサイトって便利なもので、適当に作って適当に放置しておけばそれなりにアクセスを稼いでくれるものがある。知識を提供するものであれば更新をしなくても存在意義はあるし、思わぬところでアフィリエイト収入をもたらしてくれることもある。

 「どんなサイトが欲しい?」と聞きまわって集め、精査したアイデア50個。時間がある限り作り続けて今年中に全部作ってしまいたい。

バランスが取れていないもの

 倒産するベンチャー企業をこれまでいくつか見てきたが、往々にして「ダメな人」がいない企業が多い。優秀な人材ばかりを採用し、環境を整え、経営陣も一流大学を出た人ばかり・・・そんなオールスターを揃えた企業ほどダメになることが多い。

 理由はバランスが取れていないことだと思う。優秀な広告マンばかりを集めても素晴らしい広告ができないように、仕事のできる人ばかりを集めても企業はうまく回らない。一時的には急成長をするがどこかでつまづいて一気に衰退していくのを見ると、何事もバランスが大事なのだということを痛感する。

 一流と呼ばれる企業ではこれを知ってか知らずか、出来が悪いが愛されるキャラの社員がだいたい部署ごとに一人はいる。その人は仕事はできないが、部署全体の雰囲気を良くする潤滑油のような役割を果たす。ミスをしても「○○さん、ダメだよこんなことしちゃ〜」といった感じで許される。

 そんなキャラクターの人がいる会社は、強い。そしてそのような人材は巷にゴロゴロ転がっている仕事ができる優秀な人材より少なく、採用は困難を極める。優秀ではないけれど、社内の誰もが知っている社員になる可能性を秘めた人材は希少価値が高い。

 「なんであんな会社がずっとウチより上にいられるんだ?」と不思議に思うことがあったら、自分の会社のメンバーに偏りがないかを調べてみるといい。文系、理系、体育系、仕事ができる人、できない人、マジメな人、不真面目な人・・・どれかに偏っていれば、意図的に違うキャラクターをもつ人材を採用していくことをおすすめする。

 優秀な人だけが社会を形作っているわけではない。

負けを知らない子

 その子は、負けそうになるとすぐにウィンドウを閉じていた。

 ゲームでは負けそうになればすぐにリセットしたりウィンドウを閉じたりし、議論で負けそうになれば「お前らみたいな低脳とは付き合ってられない」と勝手に勝利宣言をして掲示板やコメント欄から逃げ出した。

 その子は負けを知らなかった。いや、負けを認めなかった。常に自分は人より優秀で、ネットの中では王様でいられた。いや、いるつもりだった。

 転機は突然に訪れる。

 中学3年の時、その子は目標としていた市内一番の進学校への受験を考え直すよう担任から説得された。学力が足りなかったのだ。学校で一生懸命勉強した。塾も通った。それでも届かなかった。その子にとって初めての敗北だった。

 しかしその子はそれを負けと認めなかった。次の日からその子は目標としていた高校の悪評ばかりを掲示板に書きなぐるようになる。麻薬やってるやつがいる、盗撮で捕まった教師がいる、進学校とは名ばかりで教師のレベルが著しく低い・・・思いつく限りの罵詈雑言をインターネット上に残していった。

 その子は負けたくなかった。自分の行く高校が一番だと思いたかった。下に見られたくない、勝ちたい。その思いが彼を突き動かしていた。

 春、桜の花びら舞う頃、その子は高校浪人が決定した。

蜘蛛の糸

 小さいころ蜘蛛の糸という話を読んで以来、蜘蛛は見かけても殺さずに外に出すことにしている。今まで自分がしてきた行いを考えると地獄に落ちることは間違いないのだが、無駄な殺生はしたくないし壁や床を汚すのもいやなので、まあ気休めみたいなものだ。

 そのせいかはわからないが、我が家には常に蜘蛛が1匹はいる。不思議なことに、外に追い出したと思っても2,3日もすれば壁を這っているのを見かけるようになるのだ。今の部屋には2年近く住んでいるが、蜘蛛がいなかった日は合計で1ヶ月もなかったと思う。

 その恩恵なのか、我が家はアパートの1階にありながら未だかつてゴキブリが1回も出たことがない。目の前は植木だから、これは結構すごいことだと思っている。蜘蛛がゴキブリの天敵と言う話は聞いたことがないが、元々害虫を食べる昆虫なのでさりげなく助けてくれているのだと勝手に解釈している。

 蜘蛛の糸というのは死後の世界でなくても通用するお話なのかもしれない。

炎上を食い止める方法

河野太郎議員も大変だ

 炎上を食い止める時は炎上させている人たちの性質をうまく利用します。

 彼らは自分の発言を世間を代表した意見と勘違いしているため、世間の人たちの意見に敏感です。昨日賛成が多かったら賛成に、次の日反対している人が多かったら反対に回る恥知らずの集合体。自分の意見など皆無に等しいので操るのは簡単です。

 まず最初に5人くらいのキャラクターを設定します。その中では炎上させている人たちの意見に賛成して煽る人を3人、反対する人を2人の割合で用意します。賛成4、反対1くらいでもいいでしょう。まずは賛成側の力を強くしてください。

 次に、炎上している問題のスレッド、コメント欄にその5つの人格を放り込みます。最初は強い方の意見に賛成しまくってください。そしてそこにほんのちょっとだけ反対意見を投げかけます。相手にされるわけがありませんが、根気強く続けてください。

 そして、徐々に賛成していた3人を反対側に回らせてください。「あぁそうか、貴方の意見正しいわ俺間違ってた」みたいな感じで。そして5人全員が反対に回るようにするのです。これをするだけで、炎上は一気に鎮火に向かいます。

 なぜこれだけで炎上を食い止められるのかというと、炎上を煽る人たちは基本的に友達が少なかったりニートだったり、自分の拠り所が少ない人が多いです。なのでたかが1スレッド内、1記事内でも自分の意見がみんなの流れに沿っていないと感じると想像を絶する疎外感を感じます。なので流れが変わった時は意見を180度変えたりコメントをしなくなったりと一気に方針転換をします。

 以上が炎上を食い止める方法です。「ウソだろ」と思うかもしれませんが実際にケーススタディもあったりしますので、良かったら探してみてください。

 ちなみに、はてブは最初の3〜5コメントがコメントの流れを左右します。タイムリーなネタで言えば「国籍法賛成!」みたいな炎上確実のエントリーを書いたとしても「これは良意見」みたいなコメントを最初にしておくと炎上を食い止められる可能性は高まります。はてな村と集合愚はうまく利用しましょう。

【長野・聖火リレー】 “チベット派”、警察の指導によりゴール地点・若里公園に入場禁止”。でも中国国旗はOK…ゴール映像は中国一色?

中国人留学生を長野に入れてしまった時点で長野県警の負け。